【気ままにドライブ】アルファードでリニア実験線を辿る 山梨県・山梨リニア実験線見学ドライブ

レジャー ドライブ

※※本稿は2018年3月に週刊Car&レジャーに掲載されたものです

2027年の開業を目指して建設が進んでいるリニア中央新幹線。その建設と同時に山梨県内に設置された42・8㎞の山梨リニア実験線では、実用化に向けて日々実験が重ねられており、その沿線には、一般見学施設や走行を眺めることが公園などがある。今回はそれらを巡る〝リニア見学〟ドライブに出掛けることにした。ドライブの相棒として選んだのは昨年末にフェイスリフトしたばかりのアルファード。

山梨県笛吹市を起点として終点の山梨県上野原市まで全長42・8㎞が設置され、実験が行われている山梨リニア実験線。途中、中央高速道路富士吉田線と交差していることから、その存在を知っている人もいると思うが、その実験走行を簡単に見学できることまで知っている人は多くないかもしれない。

これら見学施設などについてはこのコーナーで以前に紹介しているが、今回は、それらをまとめて巡るドライブ、名付けて〝リニア見学〟ドライブへと出掛けることにした。

まず、最初に訪れたのは見学のキーとなる「山梨県立リニア見学センター」。東京からのアクセスは中央自動車道・大月ICで降り、国道20号線を東京方面へと少し戻り、富士山方面へと向かう国道139号線へと入るとすぐ。ここは、実験線のそばに位置し、実験の様子をわくわくやまなし館もしくは、向かいの高台から見学できるだけではなくリニアのすべてを学ぶことができるどきどきリニア館(有料)があり、まさに、子供から大人までリニアモーターカーにワクワクすることができる施設となっている。

なお、リニア実験スケジュールは、超電導リニアホームページの走行試験予定のご案内(http://linear.jr-central.co.jp/testrun/)にて、毎週金曜日夕方に翌週の予定がアナウンスされているので参考にするといい。ただし、当日の細かなスケジュールは公開されておらず、現地に赴いても必ずしも見学センター前を通過するとは限らないのでご注意を。ちなみに、取材当日は見学センター前を何度か通過し、あっという間に通過していくリニア実験の様子をカメラに収めることができた。

また、山梨県立リニア見学センターへと足を運んだら、そのそばにある「道の駅つる」にも是非立ち寄って欲しい。ここは最近開駅した道の駅だが、昨今見かける大規模な道の駅とは異なり、手作り感たる雰囲気があり、食事処を含めて、暖かみを愉しむことができる。

「山梨県立リニア見学センター」のそばにある「道の駅つる」。2016年11月に開駅

ご存知のとおり、リニア中央新幹線のルートはトンネルが多く、開通時にはそのルートの一部となる、この山梨リニア実験線のほとんどはトンネル内。見学センターを通過した後もすぐに長いトンネルへと入ってしまう。トンネルを抜け出すのは甲府盆地の笛吹市に入ってからとなるが、「御坂町花鳥山展望台」と「八代ふるさと公園」にある、リニアの見える丘と名付けられた展望台から、その様子を眺めることができる。

「八代ふるさと公園」から眺めるリニア実験線。この公園は復元された古墳、見事な桜でも有名な公園

いずれも以前紹介したことがあるスポットだが、最近では、展望台の整備が進み、以前よりも見学しやすくなっている。ただし、見学センター同様に、走行試験予定の日であっても目の前を通過するとは限らず、また、その時間も発表されていないので、見られるかどうかは、まさに運次第だ。いずれのスポットも、春を迎えて桜の名所としても有名。春を感じながら訪れてみるのもまた格別だ。

今回のドライブでは、鉄道つながりということで、山梨市にある「根津記念館」も訪れてみた。ここは鉄道王と呼ばれ、東武鉄道の社長にも就任した根津嘉一郎の邸宅が保存され、見学することができる施設。ちなみに、根津嘉一郎の邸宅あとに作られたのが、東京青山にある根津美術館だ。

ドライブの相棒として連れ出したアルファードはそのいかついフロントフェイスからは想像できない、快適な乗り心地を愉しませてくれた。硬さというもの感じさせないフラットな乗り味は、まだ乗ったことがないリニア新幹線の乗り味に近いんだろうな、なんて想像すらさせてくれるものだった。

それにしても、年末にフェイスリフトを行い、街中を走っている姿を見かけることがないアルファード。実は、3月1日現在、納車まで約3~4か月を要しているほどの大人気ぶりだとか。このアルファード、そして兄弟モデルであるヴェルファイアともに、トヨタレンタリース東京では2月26日から3月31日まで会員先行予約を実施している。トヨタレンタリース東京を利用して、新しいアルファード、ヴェルファイアの世界をいち早く堪能することも、是非、オススメしたい。

Xグレードが採用している16インチタイヤがゆったりとした乗り心地を提供

■ドライブデータ&メモ

アルファードX▽パワーユニット=ガソリンエンジン2493㏄、CVT、FF、乗車定員8名▽全行程走行距離=220㎞▽燃費=10・5㎞/L▽JC08モード燃費=11・4㎞/L

[吉田直志]

四輪駆動車専門誌、デジタルカルチャー誌の編集部を経て、フリーライターに。現在は新型モデルの評価を軸に、自動車雑誌のほか、ファッション誌にも寄稿。